「スタッフの離脱」が多い先生のみ読んでください
こんにちは。
YMC株式会社のヨリミツです。
今回は、「スタッフの離脱」が多い先生は参考になるかもしれません。
以前、私は勘違いしていて
- 経営者は威厳がある態度をとるのがふさわしい
本当にこの様に考えていて、それを実践していました。
しかし、大企業の経営者を参考にしたり、書籍を参考にしたりする内に、その考え方が間違っていることに気がついてきました。
ある大企業のかたは「明らかにスタッフの方が待遇が良い」という感じでした。
部下には高級車を与え、自分は中古のベルファイア。
ベルファイアも良いんですけど、部下はレクサスなので彼の態度は明らかでした。
ちなみに、このお会いした際は、2次会までごちそうになってホントありがたかったです。
また書籍からの学びですが、日本人でマレーシアで成功している大企業経営者の話で、こんな事例がありました。
彼も常に「謙虚でおごってはいけない」。
そして、この実際の行動がそれに伴っている感じでした。
子会社の社長に「社長にふさわしく」なるようにベンツを買い与えたり、多くの裁量をその子会社の社長にもたせていたりします。
書籍のことなのでここでは細かい事は書きませんが、とにかく顧客目線。
スタッフ、周りの人への配慮がなんかすごい・・・。
ちなみにこの本は「マレーシア大富豪の教え」という本ですので気になる方は読んでみて下さい。
新人研修用にも使える良い本だと思います。
マインドセットについて、経験から学んだことなどが書いてあって、しかも子難しくないところがまた良いです。
いつも読んでいる経営書は小難しくて1ページを読むのに時間がとにかくかかるので結構キツイ(笑
おっと脱線したので、話をもどして
しかし、これって・・・
自分の態度と全然違う(涙
経済合理性を追求しようとすると、経費はなるべく削り、どの部分においても効率化を図る。
これが正解なのですが、やはり組織を作っていくとすると、これだけを追求すると人がまとまらない。
いや、本当に勉強になりました。
なにせ組織っていうと生き物でないみたいですけど、ただの人の集まりですからね。
自分としては、経済合理性を高めてスタッフにもいい思いをしてもらいたいという理由から合理性を追求していたのですが、これが組織をまとめるにあたっての問題点だったなんて・・・。
ということで諦めず、現在進行系で、組織づくりに励んでいます(笑
結局スタッフ、顧客に良い思いをしてもらいたいという事には変わりが無いので、あとは自分の行動を変えるだけです。
これは人にやってもらいたい事をしてもらうよりはるかにハードルが低いです。
単純に自分の意志の問題だけなので。
なので、とにかくまずは自分の可能な範囲でやるってことが大事だと思います。
また自分の組織の能力を超えてこれを実行しようとするとお金がもちませんので、「できる範囲で」というのが落とし所ですね。
自分で人の世話をするのが苦手という人は、半分くらいは世話好きのスタッフに任せるというのも手だと思います。
苦手な事をするのは大変ですからね。
私は基本的に人の世話をするのが好きなので苦にはならないですが、世話をし過ぎると自分の仕事ができなくなるので、スタッフに手伝ってもらっている部分もあります。
結果的に、この自分の行動の間違いも良い経験だと考えています。
たぶん本を読んだだけ、人の話を聞いただけというのでは納得できないので実行できないからです。
つまり「火だるまになってやけどをしてみないと」分からない性格なんです(笑
もっと賢かったら良かったんですけど、それは性分なのでしょうがないんです。
そろそろお腹も空いて昼ごはん食べたいので、このへんで終わりにしようと思います。
それでは今日はこのへんで。
ヨリミツ