今後の整骨院業界の動向について

こんにちは、YMC株式会社の山本です。

  • 今後の整骨院業界の動向について

書いてみたいと思います。

いま、業界が大きく動いていますが、

「われわれは一体どうなるんだ・・・」

と未来に不安を抱えている方が多数だと思います。

ちょっと僕なりの考えを書いていきたいと思います。

金持ち治療院、貧乏治療院と、大きく二極化する状態に

まず、今後、大きく二極化していく状態になると思います。

ひとつは、「インターネット」を上手に活用できるかどうかが分かれ目ですね。

インターネットって、仕事の増幅装置でして、少ない作業で、大きな成果を出せる仕組みなんです。

たとえば、この記事もそうですね。

インターネットを通じて、あなたの元へ届けられるんですが、僕の作業量は「1記事分の執筆時間」です。

ところが、この文章は、メルマガの読者の人数分に、一気に配信されます。

約5000人に同じ内容が配信されますので、「1記事分の執筆時間」で済むわけです。

手紙なら5000記事分も書かなければならないですが。

ようは、1の作業量が5000倍になるんです。

アナログはそうはいきません。

1の作業量は、1の成果にしかならない。

ホームページも同じ仕組みです。

一度ページを作って公開しておけば、24時間365日、休まず、あなたのお店を宣伝してくれます。

これ、営業マンを雇ってやるのは不可能です。

コストがかかりすぎるし、そんなに働けない。

しかも、ホームページは、ネット広告を使えば、1日で何千人もの人をホームページに連れてくることもできます。

さらにいうと、あなたのHPを5000人に見せたとしても、あなたの作業量は一切変わらない。

つまり、めちゃくちゃ「テコ」が効くんです。

このスゴさを気づいている治療家は、いち早くネットに力を入れて、最大限に活用しています。

でも、これに気が付かずに、のほほんとしている治療家は、今後、どんどん貧乏になっていくでしょうね。

圧倒的に「差」がでるポイントなんです。

今後、どんどん人口減少して雇用が難しくなっていく

今までは、作業量を増やそうと思うと、マンパワーに頼らざるを得ませんでした。

1人じゃ無理だから、人を雇って、作業を分担していく。

しかも、昔は酷く安い賃金で、弟子をコキ使うことができてたわけですね。

ところが、いまは状況が変わってきました。

さらに、今後、人口減少していくことは明らかでして、もうすでに、

  • 人が足りないけど人材不足で雇えない

っていう状態になっています。

しかも、人材を雇用するときのコストが高騰しています。

需要はあるけど、供給が追いつかない。

この流れは顕著でして、僕らのクライアントの先生は、お客さんがドンドン来ているので、

「スタッフがもっと欲しいが、なかなか集まらない」

と、みんな言っています。

こうなってくると、業績を伸ばすためには、一人あたりの「生産性」を上げるしかないわけです。

要は、

  • 少ない人数で、短時間・高単価で儲かる

になるように、経営の舵を切っていく必要がある。

先ほども言ったように、人を多く雇えばコストが高いのと、そもそも雇える人材が不足しているからってのが理由です。

ここで出てくるのがさっき話したような「テコ」ですね。

1つの作業が何倍にもなるよう「テコ」が効くように、仕事をする必要がある。

もしくは、1つの仕事が高単価で売れるような商品サービスにしなければならないわけです。

ただ、この流れが加速していけば、

  • ひとりの人間が働くより、人工知能に任せたら早いんじゃね?

という転換期を迎えるときが来ます。

人工知能の発達で、治療院自体の存在価値も危うくなるかも

あとは、人工知能などのテクノロジーの発展で、

あと30年したら、

  • 医師
  • 柔道整復師
  • 鍼灸師
  • あん摩マッサージ師
  • 理学療法士
  • 作業療法士

の存在意義すらなくなる可能性もあります。

たとえば、

「病は気から」の仕組み、マウスで解明 北海道大

こんな記事がでてましたが、病気になるメカニズムがドンドンあきらかになってきている。

そうなると、テクノロジーで病気や痛みを乗り越えることも、簡単にできようになるかもしれません。

遺伝子データをAIが解析して、

「あなたに必要なものはコレです」

と機械から吐き出されたカプセルをゴクンと飲めば、全ての不調が治るドラゴンボールの「仙豆」のようなものとか。

こうなってくると、医療そのもののあり方が変わってくるわけです。

いわゆる、

  • シンギュラリティ

ですね。

まあ、それを目撃できるまで僕らは生きているかどうかはわかりませんが、間違いなく来る。

AIにはできない「非合理」なものは唯一ぼくらが勝てるところ

ところが、AIが発展して来ても、唯一、人間にしかできない分野があります。

それは、

  • 非合理性

です。

人間って、合理的に判断して動いていないんですよね。

感情があって、いっけん、ありえないような判断や行動をします。

ただ、話をするためだけに、何万円も払ってお店に通う人もいますからね。

つまり、これが人間味です。

その部分にアプローチするような位置づけで「治療院」ってビジネスは、何らかのカタチを変えて残っていくとは思います。

人と人との交流の場であったり、感情を整えるようなセラピーであったり。

論理的ではなくて、感情的な部分を補完するようなサービスですね。

  • 痛みを取る
  • 身体の不具合を治す

という分野は人工知能に勝てないわけなので、それ以外の部分を補完するしかないってことになるんですよね。

いずれに、しても治療院業界も、今後は大きく変化していくので、その流れに逆らわずに、身を任せることが大事でしょうね。

山本