中途半端に「治療院コンサル」に参入するの​は辞めたほうが良い

2017年8月23日

こんばんわ。

YMC株式会社の山本です。

最近、治療院を経営しながら、同業者にコンサルを提供する方が増えてきてますね。

業界の動向的に、そんな流れになってますね。

まあ、ネタがなくなってきているので、

  • あなたの経験を全国に広めよう!

という切り口で色んな業者がプロモーションをやり始めてます。

確かにコンサルとかやりたくなるのはわかりますが、中途半端にやるなら辞めたほうが良いです。

理由は1つ。

  1. あなたのパワーが分散するから

に他なりません。

特に、「一人治療院」の先生が、中途半端に「治療院コンサル」をやり始めるのはヤバイです。

治療院を廃業して、治療院コンサル一本にするならわかります。

でも、

  • 新たなる収入源を求めて

であれば、これ、本当に目も当てられない結果になります。マジで。

「治療院ビジネス」と「治療院コンサルビジネス」は全く畑が違う

まず、そもそも、業態が全く違いますし、お客さんとなる対象者も違う。

なので、イチから色々と準備が必要になるわけです。

その中でも大変なのが「集客」です。

同業者のカモを集客するために、自分の情報を発信するわけですね。

  • You Tubeに投稿したり
  • facebookをセコセコUPしたり
  • ブログ書いたり

しないとダメなんですが、それやるくらいなら、

自分の治療院のYou Tubeとfacebookとブログを更新しろよって話なんですよ。

「新たなる収入源を求めてコンサルでもやるか」

って思いで始めている時点で、たぶん治療院で年商1億もいってないんだと思いますが、

この零細企業のステージで最もやってはならないのが、

  • あれこれ手を出す

ってことです。

スタッフすら確保できてないのに「治療院ビジネス」と「治療院コンサルビジネス」を同時進行するとパワー分散する

小さい規模であればあるほど、商品やエリアや顧客を絞って、一点突破で突き抜けないとイケない。

これが鉄則なのに、治療院を経営しながら、治療院コンサルをやるとなると、もうパワーが分散してどっちも良いことにならないのは目に見えている。

まあ、そこに「理念」や「想い」があって、どうしてもやりたいなら別ですが、

「なんか儲かりそうだし、コンサルでもやるか」

というのでやるのは、マジでおすすめしません。

絶対に、治療院の売り上げは落ちますしね。

あと「治療院コンサル」に参入すると、モノ珍しさで、最初は意外と同業者のカモが集まります。

これ「初回ボーナス」みたいなモノなんですね。

でも、「継続する」ってなると、これは大変ですよ。

ライバルもいるし、片手間では到底無理。

なので、そんなのにパワー使わずに、治療院ビジネスにパワーとお金と時間を投資したほうが、最終的にはやったことが積み上がるんで良いんですよ。

  • どうしてもコンサルやりたい

ってならやればいいですが、治療院ビジネスという本業に再投資するのが論理的には正解です。

山本