治療院の業績が改善しない例
こんばんわ。
YMC株式会社のヨリミツです。
本日も先生の経営に直結するネタを、お届けしたいと思います。
よろしくお願いします。
さて、私は、ココ最近、フィリピンで英語の勉強をしているのですが、夜は外に食事に出たりします。
とあるBAR兼ライブハウスが気に入ったので、2日連続、そこでリラックスをさせてもらいました。
2日目、あることに気が付きました
初日に接客対応してくれたウェイトレスなのですが、彼女の仕事上の動きがすごく良いのです。
※ちなみにフィリピンでは、瓶ビールを注文して出て来るのに10分かかることはざらです
周りのスタッフはまあ一般的なフィリピン的な接客ですが、彼女は違うのです。
「多分ヘッドハントされるんだろうなぁ」
と思いながら、あることを思い出しました。
以前、居酒屋であまりにも対応の良いスタッフがいたので、
「うちの職員にならないか?」
というダイレクトヘッドハントをしたことがあったことです。
そしてここからが重要です。
ヘッドハントされるような、成果を出している人は、
- 常に高い努力を払っている
ということ。
【最後に笑うのは「グリット」を持った人だ】
たとえば、バスケットボール界のスーパースター、マイケル・ジョーダンや私の大学の同窓生で個人的にもよく知っているコリン・パウエル元米国務長官、映画監督のスティーブン・スピルバーグ、中国の電子商取引最大手アリババ集団を創業したジャック・マー会長。
彼らはいずれも、幼少期は普通の子どもだった。
誰一人として、神童や名手として生まれついたわけではない。
彼らに共通するのは、誰にも負けない努力・根性・忍耐・情熱、つまりグリットである。
成功を収める人々の大半に共通する事実は、天賦の才やIQという
“It Factor”(イット・ファクター=生来備わった要因)ではなく、
“Grit Factor”(グリット・ファクター=グリット要因)を持っていることだ。
何事に対しても大きく努力を払える能力は本当に重要です。
さらにこの記事には嬉しいことが書いてあります。
この能力(GRIT)は、後天的にみにつけられるようです。
飛び抜けた才能やIQがなくても、必死に努力すれば誰でも成功できる。
そして、グリットのいいところは、才能と違って後天的なものなので、いつでも、その努力を始められるところにある。
GRITは、後天的に身に着けれる、ってところが記事の内容的に嬉しいですよね。
- GRITを伸ばせば全ては上手くいく
と、鵜呑みにしたいところですが、私の見解としてはさらにもう一つのコンセプトを足したほうが現代に適したGRITの活かし方があると思います。
それは・・・
- 適した方向に対してGRITを持ってやり抜く
ということです。
良くみかけるのは“間違った方向に努力をしている”とういケースです。
おそらく多くの日本人は、仕事に対して努力を支払うことはできます。
しかし、努力の方向性が問題の場合が多いです。
特に、成果の出ない治療院経営者は、下記の間違いをしています。
治療院の業績が改善しない例:初級編
本当に良くある「間違い事例」を紹介します。
それは、
- 経営状態が悪いので手技のセミナーに参加する
先生の治療院の経営状態が思ったような状態になっていないのは、本当に手技のせいですか?
どの部分を改善したら、経営が上向くのか、現状分析をしましょう。
大抵の場合は、手技以外の部分が足りないから売り上げが伸びていないケースが多いです。
このケースでは、手技のセミナーにいっても、業績は間違いなく改善しません。
治療院の業績が改善しない例:中級編
あと、これも良くある事例ですが、
- とりあえずHPが必要って聞いたのでHPを自分でつくってみた
という事例。
確かに、今の時代、売り上げを伸ばそうと思えば、HPは絶対にないといけません。
5年前なら、HPにチカラを入れているライバルも少なかったので、効果もそれなりにありました。
しかし、今の現状では、
- HPを、ただ作っただけ
では、経営状態を改善させるほどのパワーをだすのは難しいです。
世の中が、どの様に変化していて、HPはどの程度のクオリティーが要求されるか、を理解する努力をしましょう。
ここでは中級編まででの「間違った努力の払い方」を例をあげてみましたが、
他にもたくさんあります。
それでは、このような間違った努力の支払い方に対して、どの様に対処するか?
それは、
- 正確な情報を持っているプロフェッショナルからアドバイスをもらう
のが一番良いと思います。
努力の方向性を間違えると、成果はでない
これだけ世間に情報があると、正確な情報を取捨選択するのは、かなり時間がかかります。
「治療院経営を成功させる」というゴールを掲げているのに、
- 治療技術をもっともっと磨き続けねば!
- 治療院のネット集客を、自分でゼロから勉強して、スキルとして身につけよう!
という努力の方向は正しいのか?
私は、間違っていると思います。
例えるならば、
「大阪から東京に行くのが目的なのに、車のエンジンの組み立て方を勉強している」
ようなものです。
「いやいやいや、東京行くんやったら、新幹線の切符を買って乗れや(笑)」
という感じです。
東京行きたいんだったら、別に、自分で車を組み立てる必要はありません。
すでにある技術を、お金払って利用させてもらったほうが早いんですよ。
あなたは、どう思いますか?
さて今日はこのへんで。
ヨリミツ