健保の取扱を辞めました
こんにちは。
YMC株式会社のヨリミツです。
本日も先生の経営に直結するネタをお届けしたいと思います。
最近、寒くなりましたね。
以前はジムへ自転車で通っていたのですがほとんど車で行くようになってしましました。
車の快適さを覚えたらなかなか抜け出せないですね。
そして全く関係ないですが、ついに筋トレで自己ベストを更新しました!!
- 104KG×10回×2セット
大胸筋の下の部分を鍛えているのですが、始めたころはこの部分は弱くて104KGで4回上げるのが精いっぱいでした。
やはり続けていると、できるようになるもんですね。
何事も継続が大事です。
さて、最近治療院の収益構造を変えていっています。
以前は
- 自費診療
- 自賠責
- 健康保険
という3本から収入を得ていました。
しかし、そろそろ時代が変わってきていることと、自社のスタッフに気合をいれてもらうの意味で、ほとんど健康保険の取り扱いを止めました。
一部、学生さんのケガに対しては健康保険の取り扱いを残していますがそれ以外は自費診療のみ行うようにしています。
この時期に完全自費診療にするのは当然、理由があります。
健保の取扱を辞めました
私たちは情報発信者であり、先生たちのモデルケースになる必要がある、という意識もあります。
また時代の流れを読んでいくと、来年の4月には健康保険の取り扱いについてかなり厳しく審査をされそうな感じがします。
私の治療院がある岡山市はすでに保険者は厳しいです。
これ以上に厳しくなるとレセプトはほとんど出せなくなりそうな印象すらあります。
また保険者だけでなく、その保険をだしている国の財源も借金をし続けている状態です。
なので、将来的に柔整の健康保険の取扱いは、制度的には消されないとしても
”事実上請求できない”
という、ことも起こってくると思います。
そして経営上では、ことが起こってから対応するのは遅いです。
すでに今回の様な整骨院健康保険での収入は無くなることが予測できている場合には
- その前に収益構造を変えておくこと
が必要なのです。
また、それだけではなく自社のスタッフに対しても
「もう健康保険はやってないから自費診療を売っていくしか生き残る道はないよ」
ということを、心の底からわかってもらう必要もありました。
人間は弱い生き物なので、逃げ道があるとすぐそこに逃げてしまいます。
しかも、スタッフは経営者ではないので売り上げなど、実際の収支をみていないケースがほとんどです。
なので、健康保険という心の逃げ道があることによって
「窓口の金額以外にも売り上げはあるから・・・」
なんて考えられてしまいます。
実際はすでにうちは健康保険の請求をほとんどしていないのにかかわらず。
このように現状で健康保険の売り上げなどないにもかかわらず、その逃げマインドが形成され、自費診療での売り上げ最大化への足かせになっていました。
なので、事実上の完全自費診療へと移行したのです。
自己を否定できない人は、現状を変えられない
組織とは個人の集まりです。
一人一人の個人が心の逃げ道がある状態では組織としても逃げの雰囲気が醸造されます。
しかし、逆に逃げ道が完全になくなると、やっとこの時点から本気を出し始めます。
このような理由から、いま治療院の構造改革をしています。
まあ、以前は大学院が忙しくてなにもする時間がなかった、というのもありますけどね(笑)
時代は常に流れています。
なので変化を恐れていると、それ自体が大きなリスクになってきます。
そして自分自身のマインドとして
- 自己否定
ができなければ現状を変えることができません。
自己否定をすることは、非常につらいことだと思います。
なにせ、自分が今までしてきたことを否定するわけなのですからね。
しかし、経営においてはこれが普通です。
変わっていく、変化することだけが絶対的な事実です。
これができない人は成長できませんし、最終的に大きなリスクに晒されます。
以前、あったビデオ屋さんの様に・・・
流れが大きく変わってきている時代を溺れずに泳ぎ切っていきましょう。
それでは今日はこのへんで。
ヨリミツ