リスクを取らない整骨院は、潰れるしかない

2016年11月10日

こんにちは。

YMC株式会社のヨリミツです。

本日は朝5:00~トレーニングしてきました。

最初は、

「5時起きとか無理やろ(笑」

っておもってましたが最近感覚が慣れてきて5時に起きてトレーニングが普通になってきました。

人間の感覚って不思議で基準が変わると今まで難しかったことが普通になってくるんですよね。

こうやって人間はパワーアップしていくんですね。

筋トレの時には耳が空いているので、いつもオーディオブックを聞きながら筋トレをして時間の有効活用をしています。

その中で、最近、投資のことを勉強しているのですがこのオーディオブックの中で気になる言葉が出てきました。

それは・・・

  • リスクを取らないリスク

という言葉です。

リスクを取らないリスク

このオーディオブックの中では日本円が下落した際に、全ての資産を”円”で保有していると、円が下落した際のリスクを交わせないので、それがリスクだと言っています。

円だけで保有するという意味は、

  • 投資は危ないから貯蓄が一番
  • 生命保険などは安心

という考え方です。

安心だと思っていても結局のところ“円”しか持っていないので円の価値がなくなった際には資産がほとんどなくなる。

それがリスクだということです。

今回は、この投資の話をしたいのではないので、話を戻して・・・

つまり、言いたいことは、

  • 今は安全だと思っていて保守的になりすぎることがリスク要因になる

ということです。

例えば具体的な例でいうと、整骨院の健康保険があげられるのではないでしょうか。

今はまだ請求できているエリアもちゃんとあります。

しかし、今後の改定で、まともに請求できなくなる可能性はあります。

そうなると“今が良いので保守的に現状を変えたくない”というマインドがリスクになってくるのです。

これが今回お伝えしたかったメインのテーマです。

具体的な想定される状況としては

  • 現在の収益のメインは健康保険収入である
  • 売上は生活に困らない程度ある
  • 自費診療はまだ手をつけていない

上記の条件が揃っている先生が、今後の情勢変化についていけなくてメインの収入源が無くなるというケースです。

なにもしないで現状維持をしようとするマインドがリスクである。

金融の投資ではレバレッジといってお金がない状態から、大きなリスクをとって資産を増やしていくことが可能です。

ただ、経営においてはお金がない状況から投資をするのは難しいです。

大企業で返済の余地があると銀行が判断すれば借りることはできるでしょう。

しかし、整骨院で資金に余裕がなくなると融資はおそらく不可能に近い芸当になると思います。

それでは整骨院の先生はいつ投資をしたら良いか?

それは資金に少しでも余裕があるならそれを使って、次の展開に備えないといけません。

いや実際は余裕がなくても無理にでもやるしかない状況かもしれないです。

次の展開とは・・

  • 集客のためのHPを作成してみたり
  • 自費診療販売をテストしてみたり

やれることはたくさんあるはずです。

それらを地道にやっていくのです。

これらはやり始めたからといってすぐに結果がでるわけではありません。

やってみて、失敗して、改善して・・・

PDCAというサイクルをまわしていかなければなりません。

これには思っている以上に時間がかかります。

なので、未来の自分の仕事のために早めに投資をしないといけないのです。

最初から大きな投資をすることは精神的におそらく難しいでしょう。

なのでとにかく、最初に小さな一歩を踏み出すことが必要なのです。

どのみち、なにもしないことが、リスクとなっているので・・・。

それでは今日はこのへんで。

ヨリミツ