ジャンキーの方がエリートより金を稼ぐ
おはようございます。
YMC株式会社の山本です。
「ブロン液を5本くれぇ・・・」
目の下に真っ黒なクマを作った、30代くらいの痩せこけた男性が、カウンターに来ました。
その客は、明らかに目がイッていました。
「はい、コチラがブロン液です」
と僕が手渡すと、あらかじめお釣りが出ないように、ちょうどのお金を置いて、急いで帰って行きました。
レシートを渡すヒマがないくらい素早く…。
僕は、大学生の2年生ぐらいのとき、ドラッグストアでアルバイトをしていたんです。
ブロン液とは、せき止めシロップのこと。
あとで社員のヒトに聞いたら、一瓶を一気飲みするとトリップできるらしい。
一応、合法のせき止シロップですので、普通にドラッグストアで買えるわけです。
でも、あのお客さんは、違う用途で使っていると、一瞬でわかる雰囲気を醸し出していました。
- ジャンキーだ・・・
ジャンキーの方がエリートより金を稼ぐ
ある本にこんなことを書いていました。
「こうしたジャンキーたちの多くは、薬を買うために1日3万~4万円を稼いでいる」
あいつらは、その辺のエリートよりも遥かに稼いるというわけです。
マジかよ?
って思いますが、そういう人は多いそうです。
街にいるボロボロの負け組が、キレイなオフィスで働いている生え抜きのビジネスマンよりも収入が良いのです。
なんでそんなにヤツらは稼げるのだ???
その本の著者は、彼らが毎日どんなことをしてお金を稼いでいるかを調べることにしました。
すると、次第にわかってきたのです。
秘密が。
なにか特別なことをしてる感じでもなく、ペテンを働いているわけでもない。
金持ちジャンキーの3つの習慣とは?
1,著者は毎日12時間も働く、勤労者だと思っていたが、ジャンキーたちはもっと働いていた。
起きている間はずっと働いていたのです。
つまり、1日18時間から20時間。
2,そして、働く目的はただ一つ。
意識のある時間の9割は、次の薬を得るために必要なお金を稼ぐことに完全フォーカス。
普通の人は、あれもこれもやりたいとなり、次から次へとタスクが増え、仕事に集中できない。
しかし、彼らは違います。
唯一の目的からいっさい注意をそらされることはないのです。
3,最後に、ジャンキーたちは、薬を得たいという動機が激しく強いこと。
だからこそ、必要なお金を稼ぐためなら、どんなことでも犠牲にできるわけです。
たぶん、あなたの周りの成功した人をリサーチしたら、同じことをしているとわかるでしょう。
- 長時間働く
- 一つの目標にフォーカスする
- その目的を達成するための犠牲をいとわない
この3つの要素が不可欠なんです。
しかし、新しい仕事をスタートしたり、過去の自分から変えたいとするのは、容易ではありません。
それが難しいのは、
- 快適な居場所
から抜けださねば、ならないからです。
たとえば、今日のやることリストを見てみましょう。
おそらく面倒な仕事が、中には含まれているはず。
でも、あなたはそれが重要なのは、分かっている。
赤ペンでチェックも、してあるかもしれません。
でも、できることならやりたくない・・・
それは、ブログ記事を書くことかもしれないし、チラシを書くことかもしれないし、スタッフへの研修かもしれない。
いずれにしても、やってて楽しくないことであるのは、間違いないはずです。
今までやって来なかったのは、そのせいなんです。
あなたのライバルたちがやって来なかったのも、おそらく同じ理由です。
でも、今までとは違う成果を出すためには、今まで以上にやろうと思わなければ、達成できるはずがないのです。
「明日やろうかな・・・」
と思った瞬間がチャンスです。
あなたの潜在意識は、こう言います
「お前、そんなに仕事するやつじゃなかったやん!そろそろ休憩しようぜ( `д´) 」
って、昔の自分に引き戻そうとします。
だからこそチャンスなんです。
その悪魔の誘いを振りきれば、あたらしい自分になれるのですから。
山本