『ひまわり』で有名なゴッホは模倣の達人であった

2016年5月26日

こんにちは。
YMC株式会社の山本です。

美容機器導入セミナーが近づいてきました。

講師の阿部さんは、美容業界で長いあいだご活躍をされている方です。

大手のエステサロンでマネージャーをやっていたこともあり、美容業界の最前線でやってきています。

美容メニューに参入するのであればその道のプロから模倣するのがやはり一番早いわけです。

『ひまわり』で有名なゴッホは模倣の達人であった

今では知らない人もいない画家のゴッホは、

●模倣の達人

だったと言われています。

ゴッホの代表作の『種まく人』は、ミレーの『種まく人』に描かれた人物をマネしてます。

ミレーの描いた種まく人は、コチラ

ゴッホの描いた種まく人は、コチラ

また、

『レストランの内部』という絵でも、ジョルジョ・スーラの点画という描き方を模倣をしています。

ゴッホほどの絵画の達人も、模倣から始めるのです。

トヨタの生産方式も、スーパーマーケットを模倣したもの

ちなみにトヨタも、車をムダのない効率的な生産ラインを作ることで業績を伸ばしました。

この生産ラインを作るときも、じつはある業界を「模倣」をして作られたと言われています。

従来の車をつくる流れは、

●前工程が後工程に部品を供給する

という発想で形作られていたが、トヨタは、この流れを逆転させました。

●後工程が前工程に、必要なものを、必要なとき、必要なだけ引き取りに行く

と考えたわけですね。

そうすれば「前工程は引き取られた分だけつくればよい」ってことになるので大幅にムダが省かれるワケです。

トヨタ生産方式の生みの親は、著書でこのように語っています。

スーパーマーケットというのは、顧客にとって必要とする品物を必要なときに必要な量だけ入手できる店である。

顧客は、ときには欲望が必要を上回って余分の品物を買ってしまうこともあるが、原則的には、必要な品物を購入できるところである。

スーパーマーケットの側からすれば、顧客がいつ何を買いにきてもよいように、品物を揃えておかなければならないと考えている。

アメリカでヒントを得たこの「スーパーマーケット方式」は、日本在来の「富山の薬売り」や「御用聞き」「ふり売り」などの商法よりも、

売る側からみれば、いつ売れるか不明なものを持ち運ぶ手間のいらないやり方であるし、

買う側からみても、ついつい余分なものを買ってしまうという恐れの少ない、合理的な方式である。

大野耐一著『トヨタ生産方式』より引用

このトヨタ生産方式を使うことで、厳しい低成長時代でも、コスト・ダウンを達成し業績を伸ばしました。

まずは「模倣」せよ

ゴッホもトヨタも、優れたモノを「真似て、超える」ことで成功しています。

他にも事例を上げればキリがないくらい、古今東西、新たな新技術も徹底した模倣から生まれています。

まずは、成功している人や業界を徹底的に模倣することが、成功への近道じゃないでしょうか?

あなたはどう思いますか?

山本

追伸:

美容導入セミナーの解説を講師の阿部さんに説明してもらいました。

【10分単価4000円】アルバイトが即戦力に!治療院経営者向けの美容導入セミナーの解説