患者さんにリピートしてもらうための「伝え方」
こんにちは、ヨリミツです。
患者さんにリピートしてもらうためには、どうしたらよいか?
それは、すごく単純で「来る理由を伝える」と次回の来店につながります。
しかし、
●来る理由に心から納得できたら
という大前提が必要です。
このためには、患者さんが納得できる理由を、上手に伝えなければなりません。
当然、治療家は患者さんに良くなって欲しいと思っています。
しかし、多くの人は、それを伝えるのが下手くそです。
「伝えること」
は全ての人間関係で、かなり難しい問題だったりします。
ムリもありません、そんな教育なんて受けてこなかったのですから。
医学の勉強や、施術の勉強はさせられますが「自分の気持を的確に伝える方法」なんて国家試験に出ませんし、実技試験にも出ません。
本当は、この伝えるコミュニケーションスキルほど、重要なものはないんですけどね。
では、どうやったら、自分の心の中身を、他人に伝えることができるか?
うちの整骨院であるヨリミツ治療塾のスタッフ研修で、よくするのですが、
●患者さんに伝える練習
こんな研修を、何回も行なっています。
よくある間違いは
「これくらい言えば、伝わっているだろう」
と決め付けることです。
「私のこと本当に好き?」
若かりし頃の彼女に、言われた経験はありませんか?
男性からすると
(そんなの口に出して言わなくても、好きに決まっているじゃないか。なぜわからないの?)
と思うでしょうが、実は伝わっているなんてことはありえない。伝わっていたとしたら「私のこと本当に好き?」とは言われることはない。
つまり、コレと同じで、伝える努力を120%しなければ、メッセージは伝わらないのです。
伝わらないから何回も繰り返し、時には伝える媒体を変えて伝える努力をしないといけません。
たまには、気持ちをカタチに見えるものに変えて、プレゼントを渡したり、お花を贈ったり、メッセージを書いた手紙を送らないと、伝わらないのです。
患者さんに対する対応もそう。
- 「口頭で伝える」
- 「資料を渡して伝える」
- 「iPadなどで動画を見せて伝える」
これも一つの方法だけではなく、何通りか用意して、伝えないといけません。
- 「前回、伝えたから、伝わっているだろう」
- 「〇〇さんだから、わかってくれるだろう」
- 「これくらい言っておけば理解してくれるだろう」
この考えは、甘い。
自分に当てはめて欲しい。
ここ2,3日の間に、何かを伝えるつもりでコミュニケーションを取って、100%間違いなく意志を受け取ってもらえたでしょうか?
意思を伝えたつもりだとしても、相手が聴いていないリスクもあるでしょう。
だから「120%伝える」つもりで、メッセージを発信し続けないといけません。
もちろん、「伝える」にもコツがあります。ただ闇雲に一方的に伝えるのではなくて、その人が「ググっと来る」伝え方があるのです。そうすることでリピート率が格段にあがります。
それは、どんな「コツ」だと思いますか?
自分なりの意見を下のコメント欄に書きこんでください。10件以上たまれば、答えを暴露したいと思います。もちろん、貯まらなければ、なかったことになります。
コメント書くのも、メッセージを伝える練習になります。メッセージを伝える努力をしなくなったときは、あなたのビジネスが終わるときです。
では、コメントどうぞ。
ヨリミツ
ディスカッション
コメント一覧
「目をみながら」だと思います。
物事をAだからBになる、BになるからCになると順を追って、細かに話す。相手もわかってるだろうとA→Cに飛ぶと聞いている側は❔になる。どうでしょう
患者さんの一番求めている状態を理解したうえで、そうなるとどんな未来が待っているのかを想像してもらい、そうなるための道筋を明確に伝える。あまり熱くならず患者さんとの距離感を見ながら・・・ 恋愛の時の押し引きに似ているような気がします。
私は、結論・結果(施術の効果や次回の施術内容等)を先ず伝えます。その上で相手(患者)の話を十分に聞き、お互いの納得できる日程や手段を決定していきます。後は、ビックマウスですが、あなたの今後の生活に私は必要な存在であると伝えるようにしています。
①何故症状が出てしまったのか、その発生過程を説明する
②施術前・施術後の変化を実感させ、今後も継続して施術を受ければ回復していくという事を説明する
③施術が完了すると症状が出ていて出来なかった事が出来る様になるので、そうしたらどの様な事がしたいのか伺う
④①に通じるが、症状が出てしまった発生原因によって通院すべき理由を伝える(年齢的なもの、仕事柄繰り返しダメージを受けている、発生原因が指摘した複数箇所に由来するので、1つづつ順を追って施術していく必要がある、アナタの症状や発生原因・条件だと最低○回は通院する必要がある、など)
⑤通院・症状の改善具合に応じて日常生活に於ける許容範囲(やって良いこと)や禁忌事項の説明、あればトレーニングメニューを順次導入していくと伝える
⑥回復してきた事、支持された事を守ってきた事については来院時常に褒めてあげる
⑦施術終了期に近づいたら施術仮定に於いて見つけ出した患者さんの気が付いていない痛みの部位や不具合を指摘して今後は更にそちらの方を施術していく事を提案する
⑧家族や知人、職場で同じ症状、若しくは別の症状で困っている方は居ないかと尋ね、居たら同伴して来て貰う様に促す(紹介だと初めての方は敷居が高いでしょうし不安だと思いますからと伝える)
以上です。10コは無理でした。伝え方という事でしたが、笑顔でとか専門用語を使わず例えを利用して等を入れれば10コにはなりますかね。
追加:投稿件数でしたね急いでいたもので(^-^;