整骨院が宣伝広告をして集患するのは悪なのか?

2013年8月10日

交通事故セミナー会場より

こんにちは、ヨリミツです。

セミナーの昼休憩の際、なれない土地で、昼ごはんを食べれるお店を探しました。

真っ先に目についたのが、大手の牛丼チェーン店。

息子がキャラクターのドンブリを欲しいと言っていたので、昼は牛丼を食べることにしました。

※ある特定のメニューを食べるとクジを貰えて、それで当選が出ればアニメキャラクターの特製ドンブリがあたるキャンペーンをやっていました。

くじ引きの結果、ドンブリは当たらなかったんですけど、午後のセミナーも迫ってきていたので、すぐに食べて店を後にしました。

ここで重要なのが、私達がどのようなプロセスで牛丼屋を見つけたか?

いわゆる、心の中の流れです。それを考えてみましょう。

1,知らない土地で、お昼でお腹が空いている。なおかつ、短時間で昼ごはんを食べれる所を探していた

2,真っ先に看板が目に入って、昼ごはんの候補に上がった

3,息子がキャラクターのドンブリを欲しがっていたのを思い出して、そのお店に決定する

この流れ。

考えてみると凄く重要なことを気づきました。

息子がドンブリを欲しがっていたのを、それまでは全く頭になかったんです。

看板をみて「あ、そういえば」と思い出して、そのお店に行くことに決定したわけです。

つまり、そのお店の宣伝が、私に伝わったから、私たちはその必要性を感じて、お店に行きたかったことを思い出せたのです。

宣伝は、誰のためのもの?

私は息子のために、その牛丼屋に行きたかったのです。でも、忘れていました。

看板を見て、行きたかったことを思い出して「ちょうどいいな」と行動を起こしました。

これを治療院に置き換えると、どうでしょう?

患者さんが、身体の痛みがあるのに忙しくて、治療院に行けないときってあると思うんです。

それを、治療院の宣伝を見ることによって自分が治療に行きたかったのに、行けなかったことを思い出させてあげることができるわけです。

患者さんからしたら、身体がより悪くなるキッカケを回避できる感謝すべき情報となります。

宣伝とは、求めている人からしたら凄くありがたい情報なんです。

よく色んな方の話を聞いていると、勘違いをしている経営者さんがいます。

「店からDMを出しても迷惑がられるのが関の山だから・・・」
「売り込みをすると嫌われるから・・・」
「チラシはゴミになるし、患者さんってチラシ嫌がるでしょ?」

と言う経営者さんがいます。

これって、公務員マインドなら良いですが、経営者としてなら失格ですよ。

世間の困っている人のために宣伝があり

「ここにあなたの求めているものがありますよ〜!!」

という感じで伝えてあげるわけです。

これのどこに引け目を感じるのでしょうか?

そりゃ、多少はネガティブな反応は来ますよ。でも、その何倍もの患者さんから感謝をされるわけです。

あなたの素晴らしい治療を患者さんに提供することはダメなことでしょうか?

少々、ネガティブな反応を貰ったくらいでアピールを諦めるほど、あなたの施術はチンケなものでしょうか?

宣伝をした結果、困っている人を救うことができるんですよ?

ここを勘違いをしてしまうと『経営』の本質を見誤っていることになります。

ぜひ、多くの患者さんを救うべく、覚悟を決めて宣伝をしてあげて下さい。

ヨリミツ