数値化しないとPDCAサイクルを回せない

2018年2月5日

こんにちは。

YMC株式会社のヨリミツです。

今回は、

  • 数字を計測する

をテーマに書いていこうと思います。

よろしくお願いします。

経営大学院在籍中のときから始めたのですが、私は何をどれくらい学習したかの時間を計測しています。

主に今記録しているのは、読書、動画、英語(会話、自主学習)。

これらの項目をトラッキングしています。

これは自分で

「何にどれくらいの時間を配分したか?」

を理解するためにしているのですが、やはり数字として明確化すると、できているとき、できていないときの差が数字で理解できます。

実行から改善までの流れのことを、PDCAサイクルといいます。

数値化しないとPDCAサイクルを回せない

PDCAサイクル(PDCA cycle、plan-do-check-act cycle)は、事業活動における生産管理や品質管理などの管理業務を円滑に進める手法の一つ。

Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Act(改善)の4段階を繰り返すことによって、製品と業務を継続的に改善する。

ウィキペディアより引用

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このPDCAという言葉はよく知られた言葉なのですが、実際にこれを適切に行うには、明確な評価基準が必要になってきます。

つまり評価基準が数値化なのです。

例えば”治療院の売上を上げたい”という目標の中で、PDCAサイクルをまわしていくわけなのですが、”売上を上げたい”だけではどこを、どのように上げていくのかが明確化されず、 目標は漠然な目標となり、成果に繋がりにくです。

売上を構成するのは3つの要素です。

患者数×頻度×単価=売上

つまり目標を「売上を上げたい」とする場合、まずはこの3つの要素に分解して、各項目をどれくらい、いつまでに上げていきたいのかを数字をもって決めなければなりません。

  • 患者数を平均10%増やす
  • 来院4回までを10%増やす
  • 単価を10%上げる

この様な感じでです。

これくらい数字をしっかり決めてから、次は各項目を具体的になにをして、数字をあげるのかを決めていきます。

また、多くの施策は失敗に終わるのが普通ですので、頑張って3つくらいのことを一気にチャレンジしてみても良いと思います。

このとき、各項目で3つではなく、

一定の期間は「新規患者を向上させるため」の施策を3つ試すなどのように、一つの項目で3つのチャレンジをする方が良いのではないかと思います。

そして、チャレンジした結果、成果の良かったものを残していきます。

これを「頻度UP」、「単価UP」でも行い、その結果全体の売上を伸ばすことが成功していくと思います。

SoftBankでもあらゆる項目が数値化されている

この「物事を数値化する」というのは本当に重要です。

有名企業の一つであるSoftBankでもかなりの項目が数値化されているそうです。

SoftBankくらいになると、分析手法もかなり複雑な分析を行うのですが治療院ではこれは難しので、まずは手元にある数字である、

「患者数」、「来院頻度」、「施術単価」の数字を分析していきましょう。

なので前提として、最低でもこの「患者数」、「頻度」、「単価」の分析に必要になる数字を、記録しておくことが必要になってきます。

これらもまだあまりしていない方にとってはかなり面倒な作業になるのですが、「売上を上げる」ことを本気で取り組むにはこれは必須です。

「数値化する」ことは大変重要ですので、ぜひ頑張ってやってみてください。

それでは今日はこのへんで。

ヨリミツ