患者を集客したければ「反社会的なこと」を​言え

2015年10月17日

おはようございます。

YMC株式会社の山本です。

  • どうせ死ぬなら「がん」がいい

という本が、少し前に流行りました。

中村先生と、近藤誠先生という二人の医者が書いた本ですね。

ふたりとも医者でありながら、現代の医療のあり方を「否定」した本です。

内容は、

「ガンは手術してはいけませんよ」

「○○ガンは、放置すれば最後まで痛まないから良いですよ」

「抗癌剤やっても治らないですよ」

「がんに早期発見・早期治療のメリットはないですよ」

という現代のガン治療を完全に「否定」するものですね(笑)

ハッキリ言って、衝撃的でした。

従来のガンに対する医療の考え方はこうです。

  • ガンは放っておくと増殖・転移し、痛みにのたうち回って死に至る

でも、こういったイメージは、“医療界のでっちあげだった”と、お二人は言うわけですね。

要は、医者が金儲けのために、手術や抗ガン剤をすすめている、と。

こういった書籍を医者が出したってことで、中村先生と、近藤誠先生は一躍有名になります。

知っている方も多いですよね?

近藤誠先生は、メディアにも多数でられているし、センセーショナルだったわけです。

えっと、一応言っておきますが、

「ガンになっても手術するな」

と、僕は言いたいわけではありません。

そんなことは、本人の判断なので。

僕が言いたいのは、マーケティング的に見たときに、

  • 中村先生と近藤誠先生のポジショニングが素晴らしかった

と言うことです。

患者を集客したければ「反社会的なこと」を言え

近藤誠先生などは、ずっと反社会的なポジショニングをしています。

医者でありながら、医者の闇の部分を暴露するというカタチで、本をたくさん書いています。

  • 業界人の告白

というパターンですね。

こういうポジショニングは、マーケティング的に見ると、すっごく効果があります。

反社会的な言葉を言うと、単純に目立つわけです。

近藤先生の著書を読んだ人は、カルチャーショックを受けます。

「ガンは手術してはダメなんだ・・・そんな業界の闇を告白してくれる近藤先生すごい!」

となるわけですね。

これって、自分の知名度を上げたり、ブランドを高めるときの常套手段です。

現在の「常識」も、昔は「反社会的」だった

ちなみに、現在の常識やスタンダードは、全て「反社会的なモノ」から生まれています。

たとえば、宗教。

宗教って聞くと、

  • 社会の安寧秩序を保つもの
  • 人々の道徳心を向上させるもの
  • 心の平安を得られるもの

というイメージがありますが、全く違います。

宗教の本質というのは、

「反社会性にこそある」

わけですよ。

要は、どれだけ社会を混乱させるかが肝だったりします。

現在スタンダードになっている宗教を見てみると、元々は、反社会的なカルトな宗教ばかりです。

代表的なのは、キリスト教ですね。

イエスのやったことは、当時の社会の常識から言うと、

「なに、あのイエスってやつ?超やべぇよ。イカれた奴が出てきたぜ…」

って言われていました。

  1. 罪人と一緒にめしを食う
  2. 職業差別されていた売春婦を祝福する
  3. 労働を禁じられた日に病人を癒す
  4. 神聖な神殿で暴れまわる

とかをイエスはおこないました。

今では、別に普通の感覚でも、当時の感覚で言えば、とんでもないイカれた野郎だったんです。

だから、イエスは、捕らえられて死刑にされたんですよ。

ちなみに、仲間であるはずのユダヤ人から

「強盗殺人犯は許せてもイエスだけは許せねえ」

と言われるほどのイカれたヤツだったのです。

つまり、宗教は、まさに反社会性がウリなわけでして。

オウム真理教が、現代の国家を否定すべく、反社会的な行動をしまくったのはそのためです。

エホバの証人も、駅で布教活動をしてますが、現代社会を常に否定しています。

お金では買えない三つのもの

資本主義を否定しているわけで、言い換えれば「反社会的」なんですよね。

でも、布教活動としては正しいのです。

反社会的なメッセージは治療院でも非常に有効

当然、こういったメッセージは、治療院で集客するときには、非常に有効です。

  • 自分のお客さんが持っている常識を、否定すれば良い

これだけです。

例えば、

  • 腰痛はマッサージでは治りません
  • 皮膚科に行ったらアトピーは酷くなる
  • 痩せたければ運動してはいけません

こんなメッセージですね。

一般常識の逆を、敢えて言っています。

そうすることで、かなり目立つことになります。

反社会的なメッセージを発信することは「覚悟」がいる

そもそも、新興宗教は、その社会が抱える問題点を変えようとして、発生するものです。

なので、逆に言うと、反社会的にならざるを得ないし、そこにこそ宗教の意義があるとも言えます。

これは、僕らのような治療院ビジネスでも全く同じです。

  • その社会が抱える問題点を指摘すること

コレが必要なんです。

近藤誠先生がやったのも、同じですよね。

現代のガン治療の常識を問題点として指摘したんですから。

しかし、反社会的なメッセージは、話題になりますが、同時に敵も作りやすくなります。

常識を否定するわけですからね。

近藤誠先生も、あげ足を取られて叩かれまくっています(笑)

反社会的な極論を言えば、叩かれるのは当然です。

逆に言うと、

  • 敵を作ってでも、伝えたいメッセージ

であることが大事なんです。

だから、ある意味では、「覚悟」が大事なんですよね。

「世の中は間違っている!世の中がどう言おうとオレはこれが正しいと信じている!」

と、社会通念に逆らってでも、正しいと信じることを主張することが大事なんです。

そういった「覚悟」に、人々は心を突き動かされるわけです。

アウトローであればあるほど、集客は簡単になります。

山本