患者さんに気がついて欲しければ、自分がこ​れくらいかな?と思う基準の3倍くらいでち​ょうどよい

2017年3月7日

こんばんわ。

YMC株式会社の山本です。

  • 基本的には、誰もあなたのことを見ていない

というお話をします。

あなたは、

  • 朝の髪型が思ったように決まらないので出かけたくなくなる
  • 遊びにいくときの服装がどうもしっくりこなくて何度も着替えた

という経験はありませんか?

つまり、この状態って、

「人が自分をどう思っているのか気になっている」

ワケですね。

しかし、実は、これって思考のトラップです。

基本的には、人間は「自分のこと」にしか興味がありません。

ですので、髪の分け目を、右から左に変えても、誰も気がついてくれません(笑)

前髪を1センチ切ったところで、誰も指摘してくれない。

でも、自分では「スゴイ変化」に感じるわけですよ。

人間は本質的に自意識過剰なんです。

ナンパしてても、それをジロジロみてくる人は誰もいない

今から、10年前。

僕は街でよく1人でナンパをしていました。

僕の、20代の若気の至り満載のころの写真です(笑)

※こちらをクリックしてご参照ください。

駅前の人通りの多いところで、女の子に声をかけるわけですが、最初はメチャクチャ恥ずかしいわけです。

「女の子に声をかけてるとこを、待ちゆく人に見られたら恥ずかしい…」

とかの感情が渦巻いて、声をかけられなくなります。

1人、道端で何時間も立ち尽くす状態になるんです。

※この状態をナンパ用語で「地蔵」といいます(笑)

これ、「自意識過剰の思考トラップ」が働いている証拠ですね。

ところが・・・

実際に、男性は見てほしいんですが、ナンパモノのAVをジックリと観察してみて下さい。

男優が女の子に声をかけているシーンがありますが、道を歩いている人は、誰も見向きもせずに通り過ぎます。

そう。

  • ナンパしているところなんて誰も気にしていない

みんな、自分のことで忙しいんです。

自分にしか興味がないわけなので。

僕らがナンパをしている様子なんて、単なる「風景」にしか写っていない。

これ、逆に言うと・・・

  • そうとうアピールしないと誰もあなたの存在を見つけてくれない

ということです。

患者さんに気がついて欲しければ、自分がこれくらいかな?と思う基準の3倍くらいでちょうどよい

たまに、整骨院の先生に相談に乗っているとき、こんなことを言われます。

「患者さんにDMとか出したら、嫌われるんじゃないだろうか・・・?」

「患者さんに電話とかしたら、迷惑に思われるんじゃないだろうか・・・?」

「ポスティングとか何回も配ると、気分を害するんじゃないだろうか・・・?」

これも

  • 自意識過剰の思考トラップ

です。

ハッキリ言って逆です。

  • 「ウザい」くらいアピールしないと気がついてくれない

ワケですよ。

クレームが来るってことは、逆に言うと、

「あ、やっと、気がついてもらえたんだ。ラッキー」

という感じです。

実はみんな、あなたを見ていません。

あなたの行動は、みんなにジロジロ見られているというのは勘違いです。

みんな見ていませんから。

患者さんに気がついて欲しければ、自分が

「これくらいかな?」

と思う基準の3倍くらいのアピールでちょうどよいです。

山本