保険診療依存の先生が、自費診療を25分5,400円で売るための、たったひとつの秘訣

2014年7月12日

治療院二階の事務所より

こんにちは。YMC株式会社のヨリミツです。

今、数の少ない自分の担当している自費の患者さんを診て、終わったのでこの記事を書いています。

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ここまでで全て自分でして、平均して約25分で全て完了します。

金額は消費税込で「5400円」で、施術時間に関しては15分で、症状聞いたり、説明したりして全体で20~25分くらいですかね。

全国的に言えばそこまで高くない金額ですが、

「え、そんなに短い時間で、その金額を取っていいの?」

リラクゼーションサロンの方や、まだ自費診療の販売を慣れていな先生には、そんな印象に感じるかもしれませんね。

この程度の金額で自費診療を売っていくには、どうしたら実現できるでしょうか?

日常に、そのヒントが眠っています。

100円のオレンジジュースを10倍の価格で売るには?

オレンジジュースって、スーパーで買ったら100円くらいで買えますよね?

しかし、同じオレンジジュースをオシャレなバーで注文したらどうでしょう?

ただ単純にオレンジジュースを注ぐだけでなく、人間が一番美味しいと感じるな温度で冷やされ、すごくオシャレなグラスに注いでくれる。

カットしたオレンジを、グラスの回りにつけてくるかもしれませんし、さらにトロピカルな花でも添えて出てくるかもしれません。

こうなると、そのオレンジジュースは、おそらく600~1500円くらいチャージされても、不思議ではなくなります。

でも中身は、スーパーで100円で売っているのと同じ、オレンジジュースですよ(笑

なぜ同じオレンジジュースなのに、こんなに価格に違いがだせるんでしょう?

そうです。

高く売るバーは、“オレンジジュース”を売ってないんですよ。

おしゃれな空間で、おしゃれなオレンジジュースを飲むという、贅沢な“体験”を売ってるんです。

これが“モノ”を売るのと、“価値”を売ることの違いなのです。

専門用語では以下のように言います。

●プロダクトセリング=モノを売ること
●バリューセリング=価値を売ること

あなたの施術は、ライバルの治療院と何が違うのか?

あなたの施術というサービスを、ライバルの治療院と同じだと患者さんに認識されると、

同じ価格、もしくは安く提供しないと買ってもらえないですよね?

しかし、先生の施術がライバルの治療院とは違い、何らかの特別な価値を提供することが、できたとしたら?

●症状に特化してたり
●特定の客層に特化してたり
●あきらかに口コミ数が多かったり
●ここでしか施術が受けられない特別な手技(術者)だったり

色々と付加価値は付けられます。

こうなると、ライバルの治療院の施術価格より、大幅に値段が高くても関係ありません。

なにせ全く別物の施術なので。

ポイントは、それらの違いを、患者さんに事細かに伝えるってことです。

ホームページ上だったり、DMだったり、言葉だったり。伝えないと、価値は感じませんからね。

このことを理解して実践できると患者さんに対して、更に大きな価値を提供できるのではないでしょうか?

実は、“価値”を伝えられるようになると、新規患者の集客はめちゃくちゃ楽になります。

毎月、勝手に、新規患者さんが、集まるようになってきます。

ヨリミツ