どんなに施術技術を磨いても、◯◯が悪けれ​ば、患者さんはリピートしない

2016年11月8日

こんにちは。

YMC株式会社のヨリミツです。

最近、東京、大阪に結構いくのですが、東京が一番寒いですね。

ジャケットを来てないと寒いです。

さて、最近、またまた私の治療院の業務改革に取り組んでいるのですが、

  • 施術者とステイト

というテーマについて考えていきたいと思います。

ステイトというのは、「状態」って意味です。

この場合は、「施術者の状態」を指すということです。

このステイトは、下記の3つの構成要素からできています。

  1. ランゲージ(言葉)
  2. フォーカス(一点集中)
  3. フィジオロジー(身体の使い方)

そして驚く事にこれらが人に及ぼす影響は

ランゲージ(言葉)・・・7%

フォーカス(一点集中)・・・38%

フィジオロジー(身体の使い方)・・・55%

この様な配分に、なっているそうです。

これは、驚きですよね。

話している言葉の影響はたったの7%。

ほとんど、見た目で「相手に与える影響力」は決まっているという感じです。

良いステイトの施術者はリピート率が高かった

これを、私の治療院の施術者に当てはめてみると・・・

1、フォーカスにおいて

施術者は施術の技術にフォーカスを置いていることが多い。

本当は患者さん自身にフォーカスしないといけないが“自分の施術技術”にフォーカスしてしまっている。

2、フィジオロジーにおいて

体調管理ができていなかったり、猫背であったり、自信がなさそうだったりすることがある。

太ってはいなくても、ガリガリで、見た目のオーラは感じることはできない。

たまに健康的な人もみかける。

3、ランゲージにおいて

今回は割合が少ないので割愛する

(なにせ90%は言語以外の要素ですからね)

つまり、悪い例としてはこのようなタイプの方をイメージしています。

  • 背筋が悪く猫背の人
  • 太っていて身体に締まりがない人
  • 痩せ型でひ弱に見える人
  • 顔つきが暗い人
  • 声が小さい人
  • 動きのスピードが遅い人
  • 施術技術にばかり目がいっている人

このどれかに当てはまる人は患者さんからの印象は良くないと思います。

9割以上はパッとみの要素で感覚的に判断していますからね。

この辺りを意識している施術者はやはりリピート率も高いです。

しかし、ありのままの自分でいる人はリピートはあまりよくない。

これは当たり前だと思います。

ステイトを良くすることは、施術テクニックをあげるより優先度が高い

“先生”と呼ばれる職業なのですから人からの見た目というのは意識しないといけません。

人から見られているわけですからね。

しかも、この部分は、自分の意識によって改善することができます。

顔のベースはよほどのことがないと変えれませんが、姿勢、体型は努力しだいです。

このあたりの努力は当然すべきです。

努力したら改善できるので、私からいわせれば比較的簡単です。

これはテクニックとか以前の問題で、リピート率に関わって来る部分ですので、やってみてください。

ちなみに良い例としては、

  • 声がハキハキしている
  • 背筋が良い
  • 目に力がある
  • 見た目に身体のメンテナンスができている
  • 清潔感がある
  • 患者さんがどうあれば一番良いかにフォーカスしている

悪い例を回避するのは簡単ですが、良い例を保つのは一定の努力度が必要です。

しかし、人が人にサービスを提供するわけですから、提供者の見た目や、フォーカスは大いに影響します。

患者さんに良いものを提供する、一つの要素になりますので、良い例をぜひ意識してみてください。

それでは今日はこのへんで。

ヨリミツ