【設問】遠足です。最短で全員が目的地まで​たどり着く方法は?

2015年8月5日

おはようございます。

YMC株式会社の山本です。

そう、あれは中学校の時でした。

遠足というものがありました。

普通、遠足というと、バスでどっかのキャンプ場みたいなところに移動して・・・

って感じだと思うんですが、僕の中学校は本当の「遠足」があったんです。

中学校から15キロは離れているであろう山まで、本当に歩くのです。

1学年がズラーッと列になって移動します。

それこそ、朝、学校を出発して、目的地に昼くらいに到着。

山頂で昼食を取り、夕方には学校に戻ってくる。

そんなスケジュールです。

モチロンのことながら、遠足は個人競技ではないので、すべての生徒が安全に移動しなければならない。

しかし生徒には色んなタイプの生徒がいます。

●スポーツ万能の男子グループ

●文化系の体が弱い系の女子グループ

に分けられるとします。

もちろん、最終目的は、

●クラス全員が目的地に到着すること

です。

だって、遠足は全員が山頂にいないと食事を取れないですよね?

連帯行動なので。

みんなが目的地に到着しないと、ごはんを食べることができない。

つまり、

「行き」はいくら先頭が突っ走っても最後尾が山頂につかないと食事にありつけない。

「帰り」もいくら先頭が突っ走っても最後尾が学校に到着しないと下校できない。

ってことなんです。

設問です

Q.あなたは先生です。

この場合、どういう方法で行けば、山頂まで、クラス全員が一番早く効率的に、

到達でき食事をみんなで仲良く取れるでしょうか?

答えは簡単です。

A.遅いグループを先頭にして後ろからせかす

なんなら、一番足をひっぱる子は、先生がクルマで連れて行っても良いですよね?

わかりますか?

早いグループを先頭にすると、後ろはついていけないから、列はびろーんと長くなります。

最後尾はドンドンと離されていく。

先頭は、めちゃくちゃ早くゴールできますが、着いたところで何もやることがないわけですね。

目的である「みんなで食事」が達成されない。

これを商売に置き換えて考えてみよう。

商売の最終目的は、金儲けのはずです。

会社が存続していくには、金がないと成り立ちませんから。

では、どうなればあなたの銀行口座の残高が増えていくでしょうか。

それは、

●何かを売らないといけない

しかも、売った後にお客さんがお金を払ってくれないと意味が無いわけですね。

手元に現金が入ることが第一ですから。

先程の遠足を例すると、

「みんなで食事をする=何かを売って手元に現金が入る」

ってことになるんです。

「販売をして、商品を納めて、現金を得る」

これをしないとビジネスは成り立たない。

目的が達成されない。

いくら商品を仕入れても、いくら新技術を開発しても、いくら店舗の内装をキレイにしても・・・

●売れなければ全く意味が無い

「売らないのに、お店をピカピカにしたり、

売らないのに、商品をしこたま作ったり、

売らないのに、新しい技術を身につけたり」

これ「遠足」で言うと・・・

最後尾の身体の弱い女の子を置き去りにして、先頭の空気の読めないスポーツ馬鹿が

ダッシュで走っていくようなものです。

最終的な、

「できるだけ早くみんなで食事をする!」

っていうのを無視して、自分の足の速さを自慢しているようなものです。

でも、実は、売れなければ意味がない。

目的は、売ってお金に変えるってことのはずだから。

だから、売るために「か弱い女の子」を先頭にして考えないと実はダメなのです。

自分のビジネスの弱い部分はどこか?←ここから改善すると最短で成果が出る

たとえば、お店に集客したいとして

1,ホームページはあるけど、誰も見ていない。

2,アクセスはあるけど、集客できない。

3,オンラインばっかりやってて、オフライン集客をしてない。

こんな感じで、自分の今のビジネスによって、どの部分が「身体の弱い女の子」なのかを、

見極めないといけないわけですね。

つまり、弱点はどこか?

「1」だったら、“露出できてないこと”が弱点ですよね?

でも

「2」だったら、“記事の内容が悪いこと”が弱点です。

そして、

「3」だったら、"オフライン集客をやってないこと"が弱点です。

だから、すでにある程度できているところを強化するよりも、弱点をビルドアップしたほうが、最短で儲かるってことです。

あなたの、今現在の治療院の弱点は一体どこでしょうか?

山本