「等価交換」を求めるとビジネスも学習もう​まくいかない

2017年3月23日

こんばんわ。

YMC株式会社の山本です。

先日、とあるオーディオセミナーを聞いてて、良い「気づき」があったのでシェアします。

ビジネスでも、学習でも、なんでもそうですが、

「どれだけ与えられるか?」

の勝負だってことです。

「与えること」

ができない人は、結局、貧乏のままだし、なんのスキルも得られません。

こうやって僕らが無料でメルマガを書いているのも、

「与えること」

の1つなわけです。

このメルマガを書くのもタダじゃないんです。

コストがかかる。

どれだけの時間を使ってきたか、

どれだけのお金を費やしてきたか。

どれだけの命を削ってきたか。

そうやって与えた結果、だいぶあとになって、何かのサービスが売れていく。

ってことです。

タイムラグが、めっちゃあるんです。

そういった意味で、あなたは、患者さんにたいして、先に何かを「与えて」いますか?

自分たちが受け入れてもらえるかは、身を投げ出してみるしかない

結局、ビジネスが成立するかしないかっていうのは、

突き詰めていえば、

  • 他者に受け入れられるか、どうか

という世界なんです。

患者さんはいわば他人ですし、誰かと提携をするとしても同じです。

自分を投げ出してみて、受け入れてもらえるかどうか。

しかも・・・

見返りを求めずに、「与えた」ときにだけ、受け入れられます。

これはどの分野でも同じだと思います。

「等価交換」を求めるとビジネスも学習もうまくいかない

うまくいかない人は、

「これやったらこれくらい儲かりそうだから、これだけ投資しよう」

という計算をしてしまう。

それは「等価交換」の考え方ですから、うまく行かないですね。

「してやったから、してよ」

というビジネスライクな考え方ですが、たいてい上手く行かない。

これは、なにかを勉強するときも同じです。

「等価交換」の考え方で学習をしてる人は、すぐにあきらめます。

学習の途中で、

  • どうしても分からずつまづく
  • こんなに時間掛けているけど、見返りが得られるかどうか分からない

っていう瞬間が、絶対に出てくるんです。

僕は、今、英語をちょっとづつ勉強してますが、毎日、勉強したところで、売り上げに直結しないですからね(笑)

(何のためにやってんだろ。オレ・・・)

という気分になってくる。

「等価交換」の考え方で学習してたら、もう辞めたほうがマシってことになる。

なので「等価交換」の思考を持ち出したらダメなんです。

これはビジネスも同様です。

何か新しい事業をやろうとしたり、新しいチャレンジをするとします。

「この事業をやったら、いくら儲かるか」

「このチャレンジで、どれくらいリターンがあるか」

っていうのは分からないゾーンに入ってきますよね?

マーケットにたいして、

「これだけしてやったから、これだけリターンを返してよ」

と言っても聞いてくれるわけがない(笑)

それでも、突き進むってのは、

「先に与える」

ってことを覚悟してるわけなんですよ。

しかも、見返りを求めずに与える、くらいやらないと、革新的なことは起こらないです。

「等価交換」ではなく「与えた」ときにググッと動き出す

特にマイナースポーツで世界的な成果を出した人は、「等価交換」なんかで考えてませんよね?

僕がやってたビリヤードなんかは、その典型ですね(笑)

ビリヤードで、プロレベルになるために、費やさなければならないお金はどう少なく見積もっても「1千万円」はかかる、と言われています。

僕は10年以上、その世界にいて、それ以上の時間とお金を、ビリヤードという業界に与えました。

もちろん、「等価交換」なんてみじんも考えてませんよね。

  • 20代はビリヤードに全てを捧げた

という感じですよ。

でも、それぐらいやったときに何かで一人前になるわけですし、時空を超え、違うカタチでリターンがあるんです。

このメルマガで、こうやってビリヤードをネタにできるってことは、僕にとって大きなリターンなんです。

治療院ビジネスでも同じです。

学習も同じです。

「等価交換」を求めていませんか?

「与えて」いますか?

「与えた」ときに、何かがググッと動き出します…。

山本