「今月の目標なんて立てても意味ないよ」と​思っているあなたへ

2017年6月15日

こんにちは。

YMC株式会社の山本です。

計画を立てても、達成できなくて、腐る人がいます。

たとえば、

  • 月間売上300万円いきます!
  • 新規患者月間100人いきます!

とかの計画を立てても、クリアできないことが多いです。

すると、

「どうせいつも達成しないし、計画なんて立てても意味ないよ・・・」

と思いはじめて、計画を立てることがイヤになります。

なぜこんな現象が起こるのでしょうか?

それは「コントロールできないコトを計画しているから」です。

どういうことか?

「ナンパで10人のギャルをゲットする」よりも「今月は100人のギャルに声をかける」の方がいい

僕らの直面する問題は、2つに分けられます。

  1. 自分の課題
  2. 他者の課題

この2つです。

自分の課題は、自分で解決することができます。

しかし、他者の課題は、自分では解決することができません。

フロイト、ユングと並ぶ心理学界の三大巨匠である、アルフレッド・アドラーの教えによると、自分と他者の課題を分離し「他者の課題を切り捨てよ」と説いています。

簡単に言うと、

「自分にコントロールできないことは、どうしようもないよ。

考えても仕方ないことだから、自分にできることだけに集中しなさいよ」

ってことです。

たとえば、ナンパを例にあげましょうか?

「ナンパで10人のギャルをゲットする」

という計画は、ギャルの決断が介在するので、コントロール不可能なんです。

ところが、

「今月は100人のギャルに声をかける」

という計画は、自分さえガンバれば絶対に達成できます。

  • ギャルに声をかける行為・・・自分の課題
  • ギャルが「いいよ」と了承する行為・・・他者の課題

なんです。

つまり、計画を立てるときに、

  • 自分がコントロールできるモノにフォーカスする

と達成しやすくて、コツコツと続けられるのです。

言わずもがな「今月は新規患者100人達成します!」よりも「今月はHPに10,000アクセス送る!」の方がいい

治療院の経営も同じです。

  • 新規患者月間100人いきます!

という目標を立てたりします。

これ、高い最終目標(ゴール)を設定することは、達成しようがしまいが、立てること自体にメリットがあるのでOK。

ただ、行動計画に「今月は新規患者100人達成します!」とやるのはダメです。

なぜなら、先ほどから言ってるように「他者の課題」が入ってきてコントール不可能なことが多すぎるからです。

なので、日々の行動計画は、自分でコントールできることだけにします。

  • 毎日、ブログを書く
  • 毎日、動画をUPする
  • 毎日、5人に「紹介」を促す
  • 毎日、3人に「患者さんの声」を依頼する

という感じにするんです。

自分でコントールできることは、自分の意志で100%達成可能です。

やるべきことをコツコツとやっていけば、集客できる確率が著しくUPすることは間違いありません。

でも、コントール不可能なコトを、気にしてもしょうがないので、集客に繋がらなくても気にしない。

実際に、来るか来ないかは、患者さんが判断する「他者の課題」に依存しますから。

軌道修正しながら続ければ良いんです。

『ニーバーの祈り』では、まさしく、このことを言っています。

God, give us grace to accept with serenity

the things that cannot be changed,

Courage to change the things

which should be changed,

and the Wisdom to distinguish

the one from the other.

神よ、恩寵を私に与えて下さい

変えられないものを静穏に受け入れるために与えて下さい

変えるべきものを変える勇気を

そして、変えられないものと変えるべきものを

区別する賢さを私に与えて下さい

今日もコツコツ、自分にデキることをやっていきましょう。

山本