自賠責収入の売上をアップさせるには?

2013年6月10日

こんにちは、依光です。

昨日は交通事故自賠責保険の仕組みについてのセミナーを岡山で開催しました。

「岡山県の先生が集まってくれるのかな?」

と思っていたところ岡山県の人はあまりいなくて、ほとんど県外の先生が来てくださっていました。遠いところ、おいでくださいまして、誠にありがとうございました。

講師は、交通事故の専門の行政書士の長野先生です。

自賠責保険の仕組みについて講義をしてもらいました。

私もそうなのですが、法律のことは、やはり法律家が詳しいです。

私のように勉強して、ある程度くわしくても、抜けている知識が出てきます。

法律家さんは専門家なので、そのへんはさすがですね。

自賠責の仕組みから、任意保険の仕組みまでを、包括的に教えてくれたので、すごく良いセミナーになりました。

自賠責保険ってなんぞや?

自賠責保険っていうのは、自動車に乗る人なら、必ず入らなければならない保険です。

事故を起こしたときは、その自賠責保険から治療費や、慰謝料などが支払われます。

そーゆーときのための保険なわけです。

しかし、現実的に、被害者さんは、自賠責保険に、直接請求をするわけではありません。

なぜならば、非常に手続きが面倒くさくて、専門知識がないと請求することが難しいわけですね。

ただ、バッチリと書類を揃えて、自賠責に対して手続きをしっかりとしないと、お金はおりません。

となると・・・事故にあった被害者さんは、

「なんで事故にまであって痛い思いをしてるのに、こんな面倒くさい手続きをしなきゃ治療費のお金くれねーんだよ!」

と思うはずです。

さらに、事故の加害者さんも、

「おいおい、事故ったときのために任意保険をかけているのに、被害者さんにこんな面倒な手続きをさせるのかよ?任意保険に入った意味がねーよ!」

となるわけです。

そこで加害者さんへのサービスとして、たいていの場合、任意保険会社さんが自賠責保険とのメンドー臭い手続きを「全て代行」してくれます。

そのことを専門用語で「任意一括」と言います。

これは、任意保険会社の加害者に対する「サービス」なので、別に従う必要はありません。

被害者さんが、任意保険会社を通さずに、自賠責保険に直接請求しても良いわけですね。

これを「被害者請求」と言います。

これを理解しておけば、保険会社と整骨院の関わり方や、整骨院の売上アップのヒントが出てきます・・・。

こういう知識を持っていれば、整骨院に来た患者さんに「損をさせない」ことができますし、そう言ったアドバイスをしてあげれば、患者さんは喜びます。

口コミも生まれます。

そうやって、ファンを増やしていくことが大切なのです。

少人数のセミナーでしたが、非常に勉強になったし、意識の高い先生たちとお話できたので、すごく良かったです。

また何か機会を作って、岡山県でもセミナーをして行きたいですね。

集客に成功した方法は、全て後付け

話は変わって、色んな先生の話をセミナーの時に直接聞いてみると、交通事故の集客は上手く行っている先生と、余りうまく行っていない先生がいるようです。

上手く行っている先生は、独自の工夫をして交通事故の集客に対して、何らかのアプローチを仕掛けています。

その方法は、各治療院によって違うのですが、こういうのは「これが正解!!」というのは存在しません。

「集客が上手くいった=成功」

というカタチになるので、結果的に「これが良かったのではないか?」という後付けの理論がほとんどです。

しかし、その中で一つ言えることは、

「良さそうと思う方法で、予算を余り使わないでできることは、できる限り早い段階で全てやる」

この考え方が唯一の正解に結びつくやり方だと思います。

マーケティングはどれも同じだと思います。

月間1人を集客できる方法を50通り持っていたらどうでしょう?月間新規50人獲得ですよね?

じゃあ交通事故患者さんではどうでしょう?

「〇〇」というやり方は2ヶ月間で1人新規を獲得できる実績があったとします。

2ヶ月で1人新規を獲得できる方法を、5通りやれば・・・?

先生には嬉しいことが起こりますね。

また交通事故集客のセミナーを開催しますので、良い情報をお伝えできるようにネタを仕込んでおきます。

それでは今日はこのへんで。

ヨリミツ