治療院の新人を採用するために重要な4つこ​と

2016年4月18日

こんにちは。
YMC株式会社のヨリミツです。

本日のブログも動画で視聴ができます。

今日は久しぶりに時間を取れたので、髪を切りに行ったり治療院の家具を見に行ったりしました。

家族とも一緒に夕食をとることができたので(毎週してるんですけどね)さらに、充実した一日を過ごすことができました。

感謝、感謝です。

さて、4月の時期というと新生活です。

この件で、ヨリミツ治療塾も忙しい日々を過ごしております。

以前からお伝えしていたのですが

「一体、何人の新人が確保できたか?」

これ、気になりますよね?

何人、ヨリミツ治療塾に新人スタッフがはいったのか?

なにせ、人の心はすぐに変わったりしますので、人材確保の結果は最後の最後までわかりません。

今期は最終的に・・・

な、なんと!!!

4人の新人を採用することができました!

(ヤッタ-!!)

って感じです。

今回は上手くいきましたが、過去にはニガい思い出もあります。

今より、まだまだ治療院の規模が小さいころ。

思い切って2人の新人採用を決意したことがあります。

しかし・・・

なんと採用を決めていた2人とも、国家試験に落ちてしまったのです。

私は、しばらく心に穴があいた感じになってしまいました。

1人は中学生のころから、私の治療院に通ってくれていた方です。

何年も前から関係性を築いていて、信頼のおける人間でした。

それだけに私のショックは大きかったです。

この国家試験で不合格だったことがキッカケで、彼は何を考えたか、鍼灸師という道を諦めました。

細かいことは書きませんが、本当に残念でなりませんでした。

そのデキゴトから、

「毎年1人の新人を確保することが、やっとこさ」

という状況が続きました。

私には野望や夢があり、それを達成するには多くのスタッフに手伝ってもらう必要があったので、焦る心を落ち着けることで精一杯でした。

でも、今年はついに4人の新人の採用に成功しました。

いま新人スタッフは業務の知識やスキルを付けるための研修に励んでいます。

ここで気になるのが、

「どうやって、この地方の岡山で、人材を確保することができたのか?」

ってところですよね?

それを簡単にではありますが説明いたします。

治療院の新人を採用するために重要な4つこと

1、治療院の方向性は決まっていますか?

あなたの治療院の目指すべき指針はありますか?

この方向性が決まっていないと求職者は

●あなたの治療院で働く理由

を、みつけることができません。

求職者があなたの治療院を選ぶ理由を見つけられるように、指針をハッキリと掲げましょう。

2、スタッフが施術スキルを発揮できる環境にありますか?

やはり、治療家を志すわけですから、治療院で働く意志がある方は施術にパッションがあります。

経営者が全てのスタッフの施術に対して口出しをしていませんでしょうか?

気合の入った良い人材は、施術に対して一定の責任は負わせたほうが、やる気を出す傾向があります。

管理しすぎでは、施術者はヤル気がなくなりますし他のやりがいのある治療院への就職を選んでしまいます。

3、専門学校主催の就職説明会に顔を出してますか?

学校の開催する就職説明会がありますね。

これになるべく足を運びましょう。

時間をとられるし、かなり面倒ですが、学生との接点をもつには良い機会です。

頑張って時間を確保しましょう。

4、専門学校へは求人票を出してますか?

学校の求人票は年度更新の場合が多いです。

ちょうど、今の時期ですね。

再度、自分の治療院の募集要項を送付して、募集をかけていきましょう。

以上、

  1. 治療院の方向性は決める
  2. スタッフが施術スキルを発揮できる環境をつくる
  3. 専門学校主催の就職説明会に顔を出す
  4. 専門学校へは求人票を出す


いかがでしょうか?

このように書き出すと、当たり前のことしか書いていませんよね?

細かい秘訣はあるかもしれませんが、基本的には当たり前のことを当たり前に一生懸命に行動しただけです。

やはり、基本的なことが大事。

治療院の規模が大きくなればなるほど、人材は確保しやすくなります。

人の多いところに、さらに人が集まりますからね。

まずは、流れを作ることが重要です。

今後は、私の治療院にも一定の人数が入社してくるのではないかと予測しています。

治療院にスタッフが集まらないのは“適者”ではない証拠

私の大学院の大前学長は、人材不足の問題に関してこの様にも発言しています。

【人手不足は少子化の問題にあらず】

従来の業態を変えずに従来通りに人手をかけて、しかも低賃金で過酷な労働を強いていて、「人が集まらない」と嘆くのは筋が違う。

自由主義経済の原則は適者生存。人が来ないということは、“適者”ではないのだ。

『PRESIDENT 2015年2月16日号』より引用

人手不足は少子化の問題にあらず

大前研一さんをご存じない方は、こちらのプロフィールをご覧ください。

大前さんも言ってますが、スタッフが集まらないのは、

「自分の事業スタイル、労働条件が世情にあってない」

という理由ですね。

少子化などをイイワケにしてはいけない。

厳しい現実ですが、我々は選ばれるようにしていきましょう。

それでは今日は、このへんで失礼します。

ヨリミツ