治療院の患者リピート率を飛躍的に増やすには?

2013年3月9日

おはこんばんちは。山本です。

週に3回ほどサウナで汗を流しています。

仕事前にスポーツクラブに行き、すこし運動してから、サウナに入ることが多いです。

この、サウナ後に入る水風呂。

ダラッだらに汗を吹き出すほど火照った身体を、冷水でキュッとしめる。

思わず声が出るほど、気持ちがいいです。

スポーツクラブは、朝の決まった時間に行くと、いつも見る顔ばかり。

毎日の日課として通っている人も意外と多いです。

「どれくらいの頻度で来られてるんですか?」

と聞くと、

「20年間、ほぼ毎日通っとる」

と返事を返してくれた人もいました。

僕が通っているスポーツクラブは、月額で約8,000円ほどで、何回通っても値段は同じ。

つまり、スポーツクラブの場合、会費があらかじめ決まっているため、とにかく会員数を増やすことが売上をあげる秘訣になります。

その他にも、意外と荷物になるウェアやシューズを保管できるレンタルロッカー、物販、トレーニングなども収入になりますが、意外にも大きいのが幽霊会員の存在なんです。

毎日来る会員も居ます。

しかし、どのスポーツクラブにも大体2~3割は、会費だけ払っていて実際には来店しない幽霊会員もいます。

つまり、クレジットカードや、銀行口座から引き落とされるので、来店がなくても売上が立つわけです。

会員数を確保しておれば、安定的に売上があがるようになり、経営サイドからすれば、とても安心です。

このようなビジネスモデルはいろんな業界で取り入れられています。

●携帯電話
●学習塾
●健康食品

継続課金で買ってくれるようになると、いちいち売り込まなくて良くなるので、クロージングにかかるストレスがなくなります。

そして、一度に高額を請求しなくていいので、お客さんは金銭的なストレスがなく、来店動機になるので、他店に浮気をしづらくなる。

さらに、経営者サイドは、売上を予測できるようになるので、安心感が得られます。

「そんなこと言われても、継続課金モデルって、治療院ではなかなか取り入れられないよ」

と反発されそうですが、そんなことはありません。工夫です。

要は、継続課金というより、「前払い制を取り入れたら良い」と考えるのです。

継続課金や前払いを取り入れろ

こんな事例があります。

月額500円で毎日うどんを食べられる「うどん定期券」を発行した店がありました。

毎日食べると、1食あたり17円弱になるので、非常にお得な定期券ということになります。

このメリットはなんでしょうか。

通常であれば、昼食どきに、色んなお店に浮気したりします。

しかし「うどん定期券」を持っていると、通えば通うほどお得になるのでメリットが生まれるし、お店側も浮気をされにくいメリットが出ます。

さらに、素うどんだけで終わるお客様は意外とすくないので、揚げ物などをトッピングしてくれる付帯収入を見込めるわけです。

店舗での現金支払いがなくなることで、お客さんの財布からは、その場でお金が出ていかない。

事前にお金を払っているが、それを忘れて、追加で頼みたくなるのです。

こんな感じで、うどん屋でもできるんだから、治療院サロンでもできます。

現に、こういうモデルを取り入れて成功している治療院サロンも多いと聞いています。

上手く利用できれば、患者さんと治療院の双方にメリットがありますよね。

お客さんは安くなるし、定期的に通ってもらえることで治療効果も出やすい。

とにかく、継続課金なり、回数券なりを作って、前払いをしてもらうことは、お客さんと、お店側に、あらゆるメリットがあります。

ぜひ取り入れて下さい。

山本