一瞬で患者さんと打ち解けるコミュニケーションスキルとは?

2013年6月11日

おはようございます。依光です。

「ちょっと、一緒に練習しませんか?」

昨日、プールで練習をしようとコースに入ったら、見知らぬ人と意気投合してしまいました。

私は、スポーツクラブに行って、運動することが好きです。

最近は、トライアスロンのリレーで水泳担当なので、それに向けての練習でプールに良く行っています。

すると、昨日は、全然知らないおじさんと、一緒に練習をすることになったわけです。

スポーツクラブに行き慣れてくると、いきなり知らない人と練習するということは、良くあるので不思議なことではありません。

長距離を一緒に泳いだのですが、69歳の彼は水泳が達者で、常に後ろをついてきます。

結局、彼は、1500メートルのあいだ、ずっと遅れることなく泳ぎ続けました。

終わった後に、泳いだ中での感想などを振り返ったり、雑談をしてまた少し盛り上がりました。

「いやー、いっつもコンメで流すんですが、フリーで長距離だと同じ筋肉使うのでプルがしんどかったですね~」

スイマーには、スイマーしかわからない言葉があります。

こういった業界用語のことを“ジャーゴン”と言います。

水泳をしていない人にとって

●プル
●ツービート
●スカーリング
●ハイポ
●スタイルワン

なんて言っても通じません。

話を治療院業界に置き換えてみると・・・

●PSIS
●矢状面
●屈曲方向

こういうのも、治療院業界の専門用語であり、一般の人には全くわかりません。

ですが、治療院業界の人からしたら、いわゆる専門用語を使うことによって

「あ、この人同じ業界の人だ」

と少し親近感がわきます。

これを患者さんに当てはめてみましょう。

患者さんと、なかなか打ち解けれない場合に、自分と、患者さんとの共通の話題をみつけてその業界の専門用語を使って会話をしてみる。

すると、今まで以上に早い段階で心を開かせることができるでしょう。

いつも意識していないとできないし、その業界についての知識がないとできませんが、慣れてくると自然にできるようになります。

私なんかは経営者なので、患者さんでも会社を経営してる人とは一瞬で打ち解けることができます。

あとは、スポーツ関係の方とも、業界用語を使いつつ仲良くなることができますね。

業界用語が通じる人とは、あえて業界用語で話す。

コミュニケーションスキルの一つとして、知っておくと、損はありませんよ。

それでは今日はこのへんで。

ヨリミツ