『ハリーポッター』は12社に、出版を断ら​れていた

2017年3月7日

こんばんわ。

YMC株式会社の山本です。

『ハリーポッター』

読んだことあります?

映画で観た方のほうが多いかもしれませんね。

他にも『ハリーポッター』は、USJでのアトラクションになっている。

つまり、全世界で大ヒットした、コンテンツなんですね。

作者のJ.K.ローリングは、いまや大金持ちです。

しかし、この『ハリーポッター』という小説は、もともと12社に「出版を断られている物語」だったって知ってますか?

1作目を書き上げた当時、作者のJ.K.ローリングは、中年のシングルマザーの生活保護受給者でした。

出版社に持ち込むも、まったく相手にしてくれない…。

でも、彼女は、めげずに13社目の出版社に『ハリーポッター』を持っていきました。

持ち込まれた13社目の担当は、自分で判断せず、「自分の子供」に読ませたんですね。

そしたら・・・

「パパ!これは他のどんな物語よりもずっと素敵だわ!」

あとは、あなたが知る大ヒットに。

この逸話で、われわれが学ぶべきことは、3つあります。

まず1つ目は、

  • 『ハリーポッター』は書き上げられていたこと

です。

アイディアで終わらせず、ちゃんとカタチにして、世に出すことの大事さ

1995年に、J.K.ローリングは、第1作『ハリーポッター・賢者の石』を書き上げたあと、出版社に持ち込んだわけです。

これが、『単なるアイディア』だったら、どうでしょう?

中年のシングルマザーの生活保護受給者が、

「こんな魔法使いの少年の物語のアイディアがあるんですが!」

と出版社に乗り込んでいたら?

  • 狂人が来た

と警察に通報されていたかもしれません。

でも、出版社に出向くという行動を取っているだけ素晴らしいです。

「こんな魔法使いの少年の物語のアイディアを思いついたわ…」

と単なる妄想で終わってたら?

絶対に、『ハリーポッター』はこんなに大ヒットコンテンツにならなかった。

多くの成功しない治療院経営者は、アイディアだけはスゴイです。

でも、やらない。

行動しない。

数少ない成功する治療院経営者は、アイディアではなく「カタチ」にします。

実際に「やる」のです。

商品化して、売るんです。

アイディアなんて、誰でも思いつくんです。

やるか、やらないか、です。

そして、学ぶべきところの2つ目は、

  • あきらめずに出版社に持ち込み続けたこと

です。

12回ていど失敗したぐらいでは、諦めない人が成功する

作者のJ.K.ローリングが12社までで「あきらめ」ていれば、失敗です。

『ハリーポッター』は世の中に存在しなかったかもしれません。

J.K.ローリングは下記のように、発言しています。

「すべての出版社が断るまで、私はあきらめるつもりはなかったわ」

「失うものは何もなかったし、時に(不採用通知は)挑戦できる勇気をくれます」

チラシをたった1回、2回まいたくらいで

『チラシはうまくいかない!ムキー!』

と言って辞めていたら、いつまで経っても成功しません。

ホームページを1回作ったぐらいで、

『うちの地域はホームページ集客はうまくいかない!ムキー!』

と切れて辞めていたら、いつまで経っても成功しないのです。

繰り返し、繰り返し、やってみるしかないわけです。

最後、3つ目の学ぶべきところは、

  • 13社目の出版社の担当者は、自分で判断せずに、娘に判断させたこと

です。

成功できない残念な人は「自分」で判断する

ドル箱になるはずだった『ハリーポッター』を断った冒頭の12社。

その担当たちは、見る目がなかったワケですが、13社目の担当者は、

  • 自分で判断しなかった

ワケです。

そもそも、『ハリーポッター』は子供向けの小説です。

子供たちが対象なわけなので、13社目の担当者は自分の娘に読ませました。

いいですか?

残念な人は物事を「自分」で判断します。

ビジネスで成功する人は「お客さん」に判断させます。

これは、われわれ治療院経営者も見習わなければならない。

施術者目線で、

「こんな施術、売れんやろw」

とか決めつけるのはバカのやることです。

とにかく売ってみて、患者さん自身に判断してもらうしかない。

これが正しいスタンスです。

まとめ

  1. アイディアではなく、世に出せるカタチにすること
  2. あきらめずに粘り強く続けること
  3. 自分で判断せずに、お客さんに判断させること

いかがでしたか?

何かの参考になれば、幸いです。

山本